パン屋で働いてもパン職人にはなれないことに2年目にして気づいた話
パン屋で働きはじめて4年。
製造経験は2年になろうとしているわたしですが、最近とても感じています。
・・・このままでは何者にもなれない。
はい。青臭い若者のようなこと言ってます。
そろそろいい年やのにこんなこと言ってます(笑)
こんなことを考えるようになったキッカケは、パンの講師をしてくれないか、という依頼がきたとき。
地元の友達からひょんなことから、誘われたのですが、
え、むりやん。
全然人に教えるレベルじゃないし、知識もない。
ってなりました。
と同時に、4年間なにやってたんやと、、
とにかく仕込みから焼成まで全部できるようになりたい!と思って仕事してきました。
パン屋で働くなら、自分で全部つくれるようになりたいと。
で、一度転職を経験し、今は念願の仕込みも教えてもらってるワケなんですが。
あれ?これで終わり?コンプリート?
みたいな感覚で。
技術もスピードも知識もまだまだなのは、まだまだで、多分これを何年も何年も続けてパン職人になっていくのだろうなぁ。
でも、ただ働いて、お店のパンを作ってるだけじゃなんにもならんなってのは、あります。
それはただの働きアリみたいな。
作業としての仕事で。(もちろんその中でも大切なことはいっぱいあります。)
今までわりと受動的に仕事してきたけれど、
それ以上になにか見つけたい。って気持ちが湧いてきた現在。
もっと仕事を楽しむためにも、そもそもパンを楽しむためにも、仕事以外の部分からパンと向き合ってみようかなぁ。と考えはじめて、ま、とりあえずなんかやってみよう。
ってことで、できあがったパン散歩です。
パン屋巡りのこととか、パン屋で働くこととか、ぐるぐるこんがらがってる思考とか、思うままに書いていきます。